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J1ビザでならニューヨークの某日系商社から内定が貰えた話(アメリカで働く)

日本人からすると、海外と言えばやっぱり「アメリカ」を想像しますよね。
また将来はアメリカに住みたいと言う人もたくさんいて、アメリカで働いてみたいと言う人もたくさんいます。

実際に筆者もその1人でした。
タイトルにもあるように筆者は現在シンガポールで働いていますが実は2年前にニューヨークの日系企業に応募した経験があります。

今回の記事はアメリカで一度働いてみたいけど留学経験が無いという方・あるいはアメリカに留学したけど実務経験が無くて就職活動に困っていると言った方に是非ご一読頂きたく思います。

 

J1ビザ(研修ビザ)で働くという手もある

J1ビザってなんなの?
という話ですが、要は「研修ビザ」です。
このビザの意義としては
”アメリカで1年から2年間実務経験を行い、そこで得た知識を母国に還元する”
です。

これってどういうことかというと帰国が前提での就職になるということです。

ご存知の方もいるかもしれませんが、
アメリカにはワーホリ(ワーキングホリデー)制度がありません。

カナダやオーストラリアなど多くの国々がワーキングホリデー制度を採用している中、以外にもアメリカにはこの制度はありません。
また、アメリカでは外国人の学生のバイトも禁止されています。

ではアメリカで働くとなるとどんなビザが必要になるのか
という話ですが一般的に外国人就労者の場合はH1ビザ(就労ビザ)
というものを取得します。
(駐在員の場合はLビザなどありますが、これについては→こちらで解説しています)


ただ、このH1ビザ取得が本当に大変なんですよね・・
結構優秀な型でないと厳しいのが現実です。

ほとんどの在米日本人留学生(特に文系の方)
は現地で就職出来ずに帰国を迎えることになります。

前置きが長くなりましたが、
アメリカで働く為のビザの中にも
比較的門が広いビザがあるのです。


それが

J1ビザ(研修ビザ)というわけです。

あくまで研修という位置付けなので、給与はかなり低いのが一般的ですが、
門は広めなので、ある意味誰にでも挑戦出来るビザなのです。

※アメリカ就職に関してのビザの種類については別途記事を作成致します。

2019年10月24日:記事追加しました。
「Youはどのビザでアメリカへ?純日本人がアメリカで働く前に知っておきたいビザ事情」


エージェントを通さずに直接ニューヨークの会社に電話してみた

元々アメリカでバリバリ働きたいという気持ちが社会人1年目の時から強かった為、上にあげたアメリカ就職に関するビザ関係の知識はある程度頭に入っていました。

そこでJ1ビザプログラムに必要なお金(諸々の手続きと、現地の生活費※給与は入るが赤字になる為)をおよそ150万円から200万円ぐらいと計算し、その額が貯まったらJ1ビザで渡米する。

そしてJ1ビザで渡航後の1年半で猛烈にアピールしてH1ビザ申請に持ち込むというプランでいました。

ある程度貯金が貯まったある日、
実際ニューヨークの在米日系企業に直接メールを送り、電話での面談を申し込みました。

※企業の方からは、「エージェントを通してこない日本人は珍しい」と言われ、意外にも印象がよかったので、皆さんも是非試してみて下さい・・

そして話はどんどん進み、電話面談とSkype面談を終え、
最終的には「J1ビザでなら採用できるけど・・どう?」という
質問をされました。

正直言ってここまでは自分の展開通りで内心喜びました。

しかし、続けて担当者はこう言いました。
「ただ、この会社で過去にJ1ビザからH1ビザへグレードアップした人はいないということは伝えておく」
と・・・

本当なら言わなくてもいいのにも関わらず教えて頂きました。

この時、結局渡米することを断念しました。

理由としては
・この企業だけではなく、アメリカ就職について調べれば調べるほど文系の外国人がHビザ(就労ビザ)を取得出来る可能性が他国に比べ異常に低いこと


・また企業からオファーをもらっても抽選に入らなければ就労ビザを取得できないこと
(年間65000件の枠に入る必要有)

・このリスクに大金を投げることに躊躇したこと
です。

ただ考え方を変えれば、もし一度ぐらいアメリカで働いてみたいという
気持ちがある方なのであれば、J1ビザを取得することもありだと思います。
筆者の場合は長期的にという前提だったので、断念しましたが・・

J1ビザの場合、18ヶ月間はアメリカで働く権利を貰えるので、この限られた時間をどう過ごすかが非常に重要になります。

もちろん努力次第でH1ビザにアップグレードされる可能性は上がるとは思いますし、実際にそう言った形でアメリカで働かれている方もそれなりにいます。


無知な日本人をJ1ビザで搾取する在米日系企業

非常に残念な話ですが、アメリカで働けるのを良いことに、J1ビザで雇用する日本人を、「使いやすい雑用係」として扱う日系企業もあるようです。

「実務経験がしたいという応募者」に対して
企業側は「1−2年でいなくなる奴に教えることなんかねぇ」という
スタンスになることで大きなギャップが生まれるケースがあるようです。

あながち企業の言い分も分からないことは無いですが
応募者はこのプログラムに費用も払っています。

このミスマッチを起こさない為にも

応募者としても業務のジョブディスクリプションを事前に確認するであったり、可能であれば、その企業の過去のJ1ビザで採用された人の話を聞いておくと良いでしょう。

またその人たちのJ1ビザ終了後のキャリアも聞けるのであれば聞いておきたいところです。

例えば、当人がH1ビザ(就労ビザ)へのアップグレードを目指していてもその企業で過去にその例が無いのであれば、やはり違う企業に行くのが懸命です。

幸いにも筆者が応募したニューヨークの企業は、甘い言葉で応募者を踊らせるのでは無く、むしろ現実的な話をして下さいました。
恐らくただ美味しい話だけをされていれば、甘い考えで渡米していたと思います。

※但し、思い出して頂きたいことがあくまでJ1ビザの定義は
”アメリカで1年から2年間実務経験を行い、そこで得た知識を母国に還元する”
なので、公にH1ビザへのアップグレードを狙っていると公言することは
あまり良くはありません。
特に政府関連の書類にこの継続居住の意思が見えたらJ1ビザも発行されないとか・・・

あとは日系のエージェントを使うと、
必然的に日系企業が多くなるので、日本人比率が少ない企業にいきたい方は
直接企業にレジュメ(履歴書)を送ってみましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は自身の経験談を元にJ1ビザについてお話していきました。

意外にも当ブログの読者様はアメリカ在住の方が日本在住の方の2番目に多いということから今後も何かアメリカ就職に関する有益な情報があればシェアしていければと思います。

次回の記事も引き続きアメリカ編ということで
今回お話しきれなかった
アメリカとビザの話をもう少し詳しく解説していきます。
ご興味があれば是非ご一読ください!



それでは次回の記事でお会いしましょう!


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