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海外企業の残業と遅刻についての考え方(シンガポールの場合)

最近では日本でも「働き方改革」と言う言葉が浸透してきていますが、
それでも世界では、「日本人は良くも悪くも”働き過ぎ”」と言われていたりします。

実際に私も以前日本で働いていた頃はそれなりに労働時間が長かった記憶があり、逆に現在働いているシンガポールの職場は労働時間は比較的短いです。

特に残業や遅刻への考え方に関しては日本で働いていた頃とは少し違っています。

今回の記事では筆者の実体験を元に
海外で働いている現在の職場と、日本で働いていた頃を
比較していきたいと思います。



遅刻についての考え方

遅刻は絶対的な「悪」 ※日本

筆者も恥ずかしながら日本で働いていた頃、一度だけ遅刻をしてしまったことがあります。

出勤時間の15分後ぐらいだったと思います。

なんとも言えない絶望感を抱えたまま会社に向かっていったことを記憶しています。
この当時の自分は1分でも遅刻したら終わりだと思っていましたし、

会社についてからも案の定上司に呼び出されました。
「社会人として遅刻がどれほど重いもので、どれほど信用を失うものか分かっているよな?」と

筆者自身としても元々体育会出身ですのでもちろん上司の言っていることを理解出来たので、今後はこのようなことがないようにしようと思いました。

皆さんの会社がここまでかっちりしている会社かは分かりませんが、
日本人の感覚として

遅刻は「悪」

と言うのが普通の考え方
だと思います。

それでは海外に目を向けてみましょう。

10分遅刻は当たり前 ※海外

遅刻に関しての考え方は以前日本で働いていた頃と比較すると
大きく違っています。

現在筆者が働いているシンガポール企業の場合は
10分遅れて会社に来たのであれば、
10分遅く帰れば良い


ぐらいの感じで、マネジメントクラスから平社員のほとんどが週2−3で出勤時間よりも少し遅れて出社してきます。

その為、社員のなかで「遅刻しそうだから2本早い電車に乗っておこう」と言った認識はほぼ皆無です。

「ちょうどに着くように出て、遅れてしまったら仕方がない」
こういった認識の方が多いです。

そうは言え
客先訪問であったり、社外と何か絡む場合は絶対に時刻通りに行くようにと、
そこは皆さん徹底されています。

この辺りが海外(シンガポール)だなぁと感じるポイントです。

要は、
「意味のあることには気を配る」が
「意味の無いことを気にしない」

彼らはこう言ったスタンスです。


また毎日遅刻の恐怖に怯えずに済む為、
朝の精神的余裕が出来たことや、行きの電車で急に腹痛になっても心置きなく途中下車出来るようになったことは個人的にかなり有り難いです。笑

今考えてみると確かに、少しの遅刻でどうこう言う必要はほぼ無いんじゃないかなぁと思っています。

フレックス制度を取り入れている企業なんかは海外の企業に近い雰囲気かと思います。
コアタイム(例えば10時から16時)が決まっていてその時間にさえいれば、後の前後で2時間どこかで働けば良いと言う制度ですが、こういった企業で働くとワークライフバランスが取りやすくなるのでオススメです。



残業についての考え方

帰らない人が「神様」 ※日本

誰しもが一度は悩む問題と言えば、
「上司が帰らない問題」、「お先に失礼しますと言えない問題」


この辺りでしょうか。

筆者もこの問題には大変悩まされましたし、
悩んでいる方も多いと思います。

また逆に残業をしていると、
「最近頑張ってるな!」と上司に褒められるぐらいですから

やはり日本人の美的感覚として
帰らない=頑張っている


が染み付いているのは言うまでもありません。

がしかし、
実際に蓋を開けてみると13−14時間も
会社に居て本当に集中して仕事が出来ているのか

と言うことです。

残業問題については、働き方改革によって
今後改善されていくことと思いますが
世界的に見ても日系企業の労働時間はかなり長いと言われています。

実際に筆者の同僚たちはそれが嫌で日系企業への就職を敬遠したと語っていました。


チャイムと同時に帰宅 ※海外

一方、シンガポールで働く現在はどうなっているかと言うと

皆さん「一瞬」で帰ります。

オフィスには大体13名ほどいますが
そのうちの半分以上が定時のチャイムと同時に帰ります。

筆者はそこまで焦って帰りませんが、
大体15分ぐらいしたら帰っています。

もちろん急ぎの仕事があれば何時間でも残ってやりますが、
基本的には定時で帰ります。

筆者の勤めている企業では当人のパフォーマンスさえ良ければ
早く帰っていても何も言われることはありません。

逆にパフォーマンスが悪くてただサボっているだけの人が同じことをすると
すぐにクビになります。

結構分かりやすくて個人的にはこの文化が好きです。

シンガポールで働く方に聞くと残業しないと言う方が本当に多いです・・
(ただし海外でも日系企業に就職される場合は、上司である駐在員の目を気にしないといけないと言うケースもあるみたいです。)

この「定時で帰る帰らない問題」は賛否両論ありそうですが、
定時に帰ることで、その後の時間を新しい趣味に使ったり、自己啓発の時間にしたりと、何かとプラスに傾くこともあるかと思います。

「日本で終電まで働いて消耗している」と言う方に
海外就職はオススメかもしれません。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本の企業を正面から否定している訳ではなく、

筆者がお伝えしたいことは
「それぞれ違った風土があるので、自分に合った方を選びましょう。」
と言うことです。

人によっては海外企業の自由さが逆に苦痛に感じたり、海外企業のサバイバル感が嫌になる人もいます。

もう少し詳しく海外就職について知りたいと言う方には
下記の記事がオススメです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!




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