海外就職・現地採用

「今日同僚が解雇になった」海外就職で生き残る為に、今何をするべきかを考える

海外で働くことを夢見て、海外に来た方の中には突然会社都合で解雇にされたと言う方もいます。

日本ではあまり一般的ではない「解雇」ですが、実は海外では割と日常茶飯事だったりもします。

今回の記事では筆者の最近あった実体験を元に、「海外就職の解雇事情」についてお話していきたいと思います。

もしご興味があればご一読頂けると幸いです。

当日解雇は当たり前?(明日から無職)

最近私の同僚がいわゆるクビになりました。
話を聞くと、

解雇の正式な通達を受けたのは、「解雇当日」だそうです。

これがどのくらいやばいことなのかと言う話ですが、
簡単に言えば、今日の朝までは普段と何も変わらず通勤し、
今日の昼は同僚とランチをして、
夕方頃にある程度仕事も終わり、いざ帰ろうとした時に

「あなたはクビです。明日から来なくて良いです。」

と突然言い渡されるぐらいのやばい話です。

これに対し皆さんはどう思いますか?

この話は筆者の働いているシンガポールの企業のお話です。
シンガポールの労働基準法では一応当日解雇は禁止されているようですが、

一般的に解雇の数週間から数ヶ月前から本人にはそれなりのメッセージ(”そろそろあんたやばいよ”といった内容)が回りくどく通達されるようです。これにより一応通達はしているものとされるみたいです。

「当日解雇をわざわざしなくても良いじゃん」
「明日からの準備もあるし前もって言ってあげれば・・」

と言う意見もあると思いますが、
企業が当日解雇をする大きな理由があり、

「退職者が社内の機密情報を持ち帰る(或いは削除する)危険性があるから」

だそうです。にしても酷ですよね・・・

日本だと労働者が守られているとよく言われていますが
少なくともシンガポールでは企業側に力があります。


とは言え解雇される人にも理由はある

ここまでは「企業が残酷で、従業員のことを何も思っていない」といった風に述べてきましたが、全てがそう言う訳ではありません。

今回解雇された私の同僚(台湾人)のケースを元に
なぜ彼が解雇されるに至ったのかを自分なりに考えてみました。


いくつかポイントがあるのでそれぞれ順に述べていきます。

前職のポジションに嘘偽りがあった可能性

ちなみに同僚とは言っても、年齢は私とふた周りほど離れている方でした。

もちろん社会人歴もかなり長いので、
転職の際の面接時に「前職では〇〇に駐在して部長やってました!」
と言ってもそこまで違和感はありません。

そして筆者の働いている企業も彼のこれまでのキャリアを買い、採用に至りました。

入社時期は私と同じだったのですが、
私は他の上司から、「彼(同僚)を見習って色々勉強してみて!」
と良く言われていたのを覚えています。

私自身も彼がかなりベテランなので同僚と言うよりは先輩もしくは上司と言うような認識でいました・・・

しかし3ヶ月が経ち、6ヶ月が経ち、1年が経っても彼から学ぶことがあまりにも少なく、

やがてほとんどの仕事が彼の方ではなく、私の方に回って来るようになりました。これは私が優秀な訳ではなく、相対的にみて彼のパフォーマンスが著しく低かった為です。

こう言ったことから私の中でも疑問が生まれてきました。
「本当に前職でそれなりの役職についていたのか?」と言うことです。

マネジメントも同じくこのような疑問を抱くようになりました。
彼自身が前職のポジションをごまかしていたのかもしれません。

仮にごまかしてなかったとしても
パフォーマンスが想像を大きく下回っていたことが解雇の大きな理由
となりました。

この人にしか出来ないと言うものが無かった

例えばですが、この筆者の働いている企業において日本人は私一人なので、
「日本語話者」である筆者はラッキーな話、それだけで特異性があります。

しかし彼の言語、中国語・英語はここシンガポールで80%が喋れますし、
言語面でアドバンテージはありません。

加えて上の項目で述べましたが、営業的なスキルも特別高い訳ではなく、商材の知識も豊富ではありません。

筆者の働いている企業は従業員が少ないので基本的に1人あたりの仕事量は多く、幅はかなり広いです。※肌感覚で前職の上場企業の頃の3倍ほど

その為、普通は誰かが休むと基本的に残された側は
不慣れな作業に時間がかかったり、単純に仕事が増えます。
しかし彼が休んでも、そういったことは起こりませんでした。
すなわち「彼の仕事は他の人でもまかなえてしまう」と言うことです。

こう言った状況になると本当にまずいです。
大きな企業で働いている人であれば、
ある意味いつでも変えが効く(ベンチがいる)環境、体制を
整える必要がありますが、


そこまで大きくない企業であれば
「この人がいなくなると困る」と思われなくなれば
解雇の日は近いかもしれません。


海外就職で生き残る為にすること

ここからは海外就職で生き残る為に何をしていけばいいのかを筆者の実体験を元に述べていきます。

入社時に不相応な給与・ポジションを要求しない

上の項目でも述べましたが、これは本当に重要です。

面接時に自分の過去を「多少の誇張」ならまだ可愛い方ですが、
「嘘」をついてしまい、
高いポジション・高い給与で採用されることになった場合
後々解雇されるリスクは高くなります。


日本だと、入ってしまえば後は年齢給の上昇で、仮に窓際族となっても生き残ることは出来ますが、海外では割と解雇になるケースが多いです。

面接時にはある程度見合う報酬を要求するのが良いと思います。
仮にそこまで高い給与でなくても入社後のパフォーマンスで昇給もあるので、
そこはご心配なく。

見える結果の部分はちゃんと出す

例えば営業であれば、成績をきっちりと出す。予算を達成する。
見える結果が出せていれば、正直それだけで価値があります。

新規開拓で、自分が見つけてきた大きな取引先がいるなんて言う方は
そうそう解雇になることはありません。

エンジニアであれば自分しか持っていない知識・技術を習得するなどが重要です。

筆者もまだまだこの部分には苦戦していますが、
いずれは当たり前のように毎月の予算を達成するぐらいの力をつけたいと思っています。

社内でのキャラクターは大事(キャラで勝つ)

これは結構重要です。

皆さん、「キャラ勝ち」って言う言葉使っていますか?

筆者は体育会出身だったのでよく使っていたのですが
キャラ勝ち(キャラクター自体が既に勝っている)とは
「何をしても監督やコーチから怒られない人・特別扱いされる人」

です。この言葉が一般的に使われている言葉かは分かりませんが笑

どんな世界にも「人情」はあります。

仮にマネジメントZさんが業績不振により
1人を解雇にしなければならないとなった時、
Aさん レベル80 Zさんと仲悪い・扱いずらい
Bさん レベル77 Zさんとは家族ぐるみで仲の良い関係

恐らくAさんを解雇にすると思います。
人間って、こういうものだと思います。

ですので筆者の意見としては、
まず会社の中で「キャラ勝ち」することを目指して欲しいと思います。

とはいえ無駄に媚を売るのもどうかとは思いますが、
せめて社内での同僚や、上司たちとは良い関係を築いていくと
後々助かる時が来ると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

色々述べてきましたが、筆者自身も、
明日から仕事が無くなるかもしれないので
引き締めてやっていきたいと思います。

海外就職について、もう少し詳しく知りたいと言う方には
下記記事をオススメしています。

https://tro-abroad.com/kaigai-shushoku-genchi-saiyou/

それでは次回の記事でお会いしましょう!

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