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アメリカで働きたい人こそ日本で昇進し駐在員(Lビザ)を狙うべき理由

アメリカで働きたいと思っている方であれば、どの方法・どのビザで渡米出来るのかについては非常に気になるポイントだと思います。

アメリカ就職についての記事はこれまでいくつか投稿してきましたが、
その中でも
今回は「アメリカで働く」を実現する為に最も現実的な道とも言える、
Lビザ(企業内転勤ビザ・駐在員ビザ)でのアメリカ渡米についてお話ししていきたいと思います。


「現在日本で働いているかつ、いつかはアメリカで働きたい」と思われている方に是非ご一読頂ければと思います。



そもそもアメリカで働くことは容易ではない

この記事まで辿り着かれた方であれば恐らくご存知かと思いますが、

「アメリカ就職」は簡単なものではありません。

まずはここを一度再認識して頂き、お話を続けていきたいと思います。

以前の記事「Youはどのビザでアメリカへ?純日本人が北米で働くために知っておきたいビザ事情」にてお話しいたしましたが、

アメリカで働く為のビザは基本的にどのビザも取得する難易度は高いです。

現在私はシンガポールで就労ビザを取得し、働いていますが
正直言って肌感覚でシンガポールのビザはアメリカの10倍以上取りやすい
と個人的には思っています。

「じゃあシンガポール就職って簡単なの?」
と疑問を持たれるかもしれませんが、そういう訳でもなく、
アメリカでの就労ビザ取得が異常に困難だということです。
※むしろシンガポールもアジア諸国の中ではビザの難易度は高い方です。

わざわざアメリカで働かれたい方のモチベーションを削いでいる訳ではなく、
現実的にアメリカで働く為にはこの難易度については理解しておく必要があると個人的には思います。


Hビザ(特殊技能ビザ)よりLビザ(企業内転勤ビザ)が現実的

続いてはこの記事の本題である

Hビザ(特殊技能ビザ)※一般的な就労ビザで、区分は現地採用
vs
Lビザ(企業内転勤ビザ)※駐在員として渡米する際のビザ


についてお話ししていきたいと思います。

Hビザ

Hビザの場合
・基本的にアメリカ市民よりも何か秀でるものが必要。※営業経験〇〇年などはアメリカ就職での互換性に欠けるので厳しい
語学に関しては当たり前のごとくビジネスレベルが要求される
・企業からいざこの人材が欲しいとなってもHビザ発給数が年間65000件(2019年総応募者数約20万で倍率は3倍)となっており、
もはや実力だけでは無く運も必要というルールがある

代表的なところでいうと上記が挙げられます。

まとめると、Hビザ就職の該当者は
「過去に留学経験があって語学力の壁をクリアし、その後日本で数年働き、何かスキルを付けた方」
ではないでしょうか?

もちろん米国留学中のOPT制度(大学卒業前後の1年間就労ビザが与えられる制度)を利用しその1年からそのまま企業に採用され、Hビザも取得するというイバラの道を潜り抜けた猛者たちもいますが、
基本的に米国での新卒採用という概念は薄いです。
※但しシステムエンジニア職などは供給が追いついていない為、新卒でも職にありつける可能性があるようです。
※もう一つはボスキャリ(ボストンキャリアフォーラム)などで日系企業が現地在住の留学生を新卒採用するというケースもあります。

こういったことからHビザの取得難易度が伺えます。


Lビザ

Lビザの場合
ビザ自体は会社経由で行うので基本的に通りやすい※但し年々厳しくなる傾向にはある
・語学力が壊滅的なアメリカ在住駐在員もいるぐらいなので日本で実績を出していればとりあえずは派遣される可能性はある

これぐらいでしょうか。

はっきり言ってLビザの場合、当人はビザのことを考える必要は無いと思います。
なぜなら日本で結果を残し昇進していくことが最も近道だからです。

ただデメリットとしては
「いつ行けるのか分からない」
「そもそも永遠にアメリカに渡米することが出来ない」
という問題があるところです。

もし皆さんの働かれている企業にアメリカ支部があれば
そこに駐在されている方がどのような実績を残し、どのような能力が認められ米国に派遣されたのかを分析してみたり、上司に聞いてみましょう。
また駐在したい旨をどんどんアピールしていきましょう。
もしそれでも脈がなければ、駐在員前提で募集している中途採用の求人などにも応募してみましょう。

Lビザを取得をする為に戦う相手は
アメリカでは無く、皆さんの働いている企業と同僚の方たちです。


但しHビザのように果てしない高い壁では無いと思いますし、もし仮に駐在員として渡米した場合は、所得も一気に跳ね上がる可能性があります。

皆さんの社内での出世争い、心より応援しております。

(番外編)運でアメリカ永住権を獲得した人々 ※グリーンカード抽選

最後に1つ紹介させて頂きたいのが、
アメリカ永住権(グリーンカード)抽選プログラムについてです。

「もう就職とか関係なしにどうしてもアメリカに住みたい!」

と言う方には年に一度のアメリカ永住権の抽選に応募されることをお勧めします。

当選後は無条件に永住が可能です。英語力も全く関係ありません。
また永住権保持者は現地企業としても雇用しやすい存在ですし、
もちろんHビザやLビザの取得は必要ありません。

気になる当選確率についてですが約1%以下(毎年日本から約5万人のち500人弱が当選しているようです。
少し現実味には欠けますが、アメリカ就職を狙いながら、毎年応募していつか当たれば永住権に切り替えるというの全然ありだと思います。

(筆者も過去に抽選に応募した経験ありです。落選しましたが、、)


まとめ

いかがでしたでしょうか?

「アメリカで働く」を実現することは難易度が少し高いので
未経験の方向けとはお世辞にも言えませんが、
経験さえ積んでいけば決して不可能ではありません。

まずは駐在員として会社から選出されるよう、
少しずつ積み上げていきましょう。

駐在員については以前下記記事でメリット・デメリットについてまとめています。もしご興味があれば是非ご覧下さい。


それでは次回の記事でお会いしましょう!


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