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Youはどのビザでアメリカへ?純日本人が北米で働くために知っておきたいビザ事情

いざどこかの国で働きたいとなった時に出てくる問題、
それが「ビザ事情」
観光であればほとんどの国に入国できる日本人ですが、長期で就労しようとすれば話は変わります。

特に今回の記事でお伝えするアメリカについては他の国々と比較してもビザの取得が難しいことで有名です。

渡航計画に移る前にまずはどのビザで渡航するのが自分にベストなのか、あるいはどのビザであれば現在の自分でも取得することが可能なのかを明確にしておく必要があります。

アメリカには様々なビザの種類がありますが当記事ではその中でも日本人が取得出来るメジャーなビザにフォーカスしていきます。

アメリカのビザ事情について知りたいと考えている方には是非一度ご一読頂ければと思います。



H1ビザ(特殊技能職ビザ)※最も一般的な就労ビザ

H1ビザはアメリカで現地採用として就職したいと考えている外国人が一般的に取得するビザになります。

特殊技能ビザと有りますが、要はH1ビザとは米国市民よりも何か優れたものがある場合は外国人を採用しようというビザです。

ひと昔前の私の親世代であれば、日本語が喋れるということで現地のツアーガイドとして渡米するだけでH1ビザが取得出来たという時代があったようですが、現在は米国市民の雇用を守ろうという観点から取得が困難になってきています。

※余談ですが、以前アリゾナ州のグランドキャニオンのツアーに行った時の日本人ツアーガイドの男性がまさしくその方でした。

H1ビザ取得の最低条件としては
・4年生大学を卒業している(又は応募しているポジションの関連分野で6年の実務経験有り)
となっています。

H1ビザの取得が困難な理由として、そのビザ発給数が制限されていることです。
発給数は年間65000件(2019年応募者数20万で倍率3倍)となっており、
仮に企業側から内定をもらっていたとしても抽選から漏れればビザを取得することができません。


L1ビザ(企業内転勤ビザ)※現実的に取得しやすい

日本で働かれている方が、企業内の転勤によって米国に派遣される場合はL1ビザを取得することになります。

上であげたH1ビザに比べ会社単位でビザの申請をすることから、ビザ自体の取得はしやすい傾向に有ります。

要は日本の企業の出世争いにさえ勝ち残れば、アメリカで働くを実現でき、
日本人にとってはL1ビザ取得が最も現実的な道と言えます。


この点に関しては下記記事で解説しています。
「アメリカで働きたい人こそ、日本で昇進しLビザ(駐在員ビザ)を狙え」

また当ブログでは幾度も駐在員の待遇の良さをお伝えしていますが
アメリカでも例外なく待遇は良い傾向にあります。
駐在員のメリットについて気になる方は→こちら

例えばニューヨークのような物価の高い地域に派遣されたとしても
住宅補助等はもちろん出ますので、
収入や手当だけで見ればL1ビザで渡米することは
多くの日本人にとっての理想でしょう。


条件としては
・3年以内の米国以外での勤務が1年以上(要は日本で1年以上働いている必要がある)
・ポジションは管理職・又は特殊技能者
※これについては役職がなくても、勝手に肩書きを加えられると思います。筆者も前職でインドネシアに派遣された時、新卒1年目から「マーケティングマネージャー」という肩書きがついていました。


J1ビザ(交流訪問者ビザ)※研修ビザと呼ばれている

「外国人が米国で実務経験を積み、その経験を母国に持ち帰り還元する」というのがJ1ビザの主目的です。

J1ビザはH1ビザに比べ取得が容易でエントリークラスであっても基本的には募集されています。
某旅行会社さんなどが出している「アメリカで働いてみませんか?」といった広告をよく見ますが、あれはこのJ1ビザであることが多いです。

J1ビザは受け入れ側企業も一般社員と同じような雑務を行わせるのではなく、あくまで研修という位置付けでJ1ビザプログラム参加者にとって有意義な研修にする必要があります。

J1ビザは研修ではありますが給与が発生します。
決して多くもらえるということはありませんので、渡航にかかる費用と生活費を差し引くとプログラム終了時には赤字になることが一般的です。
※赤字=貯金を崩しながらの生活になるかと思います。

期間については18ヶ月です。(無給インターンシップの場合は12ヶ月)

J1ビザはあくまで18ヶ月後に帰国前提ですが、
この間に他のビザにアップグレードされる方もいるようです。

J1ビザについては私も過去に応募してニューヨークの日系企業から内定を貰った経験があります。

当時の経験談を下記記事にまとめていますので是非
「J1ビザでならニューヨークの日系商社から内定を貰った話」


Oビザ(アーティストビザ)※職種によっては可能性有り

Oビザは一般人であれば無縁のビザかと筆者も考えていましたが
実はそうでもないみたいです。

公式サイトなどで一般的に明記されているのは
「芸術、ビジネス、スポーツなどで卓越した能力を持っていること」


などが挙げられていますが、他のブロガーさんの記事を拝見したところ
美容師としてアメリカで働いている日本人
の多くがこのOビザを取得している
ようです。

とはいえH1ビザやL1ビザなどと比べるとマイナーなビザです。
美容師として渡米を考えている方はご参考まで。


F1ビザ(学生ビザ)※学生は主にこのビザを取得する

留学生が取得する学生ビザは基本的にこのF1ビザです。

既にご存知かもしれませんが、
アメリカで外国人留学生の就労(バイトも含む)は禁止されています。

非合法でやっているという学生も中にはいるみたいですが
法律によって禁止されているようです。

しかしF1ビザできっちり学位を取得していけば、
卒業前後にOPT(Optional Practical Training)制度により
1年間の就労資格を得れます


この1年間の間でH1ビザに繋げるということは
かなり困難と聞いていますが、
まずは「アメリカで働く」を経験出来ます。


Kビザ(婚約者・配偶者ビザ)※アメリカ市民と結婚した場合に取得可能

海外就職とは関係ありませんが、続いてはKビザについてです。

K1ビザ(婚約者ビザ)・K3ビザ(配偶者ビザ)
はその名の通り米国市民と婚約又は結婚した場合に申請出来ます。

在米Youtuberさん達もよくおっしゃられている通り、
日本人にとって最も取得が容易なビザはこのKビザです。

本当に好きになった相手がアメリカ市民なのであれば
人生をかけて渡米するのも英断だと思います。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

悲しいことに日本人がアメリカで働きたいと思っても、
ビザがないと何も始まりません。

特にビザの取得が困難と言われている
アメリカに就職したいと考えている方は、
どのビザでなら自分は渡航出来るのか
を今一度再確認してみましょう。

下記記事ではなぜ筆者が駐在員ビザ(Lビザ)での渡航を勧めるのかについて解説しています。もしご興味があれば是非ご覧下さい!


それでは次回の記事でお会いしましょう!


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